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人生はそんなにうまくはいかず、番号を確かめると宮永とは離れた廊下側の
1番後ろだった。
それを見た宮永は何も言わずに席を立ち、辺りをキョロキョロ見渡し始めた。
どうしたんだろうと思ったが、何かを見つけたらしく走って行った。
1人の男子と何やら話している。
いや・・・脅して・・いる?
怯えているそいつに何かを受け取ると俺の元へ戻ってきた。
『お前のクジ貸してみろよ』
そういうことか!
俺は言われるがままに渡す。
再び往復を繰り返した宮永は俺のとは違うクジを持って帰ってきた。
『結局だなぁ。俺たち運命感じねーか?』
『何かキモイ』
席を交換した俺は宮永の前に座ることになった。
これから楽しくなりそうだ。
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