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それからしばらくバイクで走ると広い公園に着いた
公園にはバイクが何十台も停まっておりそれ以上に赤の特攻服を着た女性が屯(たむろ)している
「サヤさん!優希くん連れてきました!」
弥生さんとめぐさんのバイクは二人の女性のところに着くと弥生さんがその二人に転校生が来たことを伝えた
「おう!お疲れさん!ありがとな!」
弥生さんと同じように金髪を腰まで伸ばした女性がバイクから降りた弥生さんとめぐさんの頭を撫でると、弥生さんはニコッと笑い、めぐさんはなんというか……スゴい顔をしていた
「じゃぁ後はお願いします」
と言った弥生さんはバイクを転がし私の横に来ると
「実はめぐは総長にメロメロなんだ……」
と言って他の女性のところにそのまま向かい会話に混ざっていった
あぁ…だからめぐさんはあんなスゴい顔をしていたのかと納得する私
てかあの人総長なんだ……綺麗な人だなぁ
と思っているとめぐさんは総長さんに身を擦り寄せ
「えへへ~、もっと撫でて下さ~い」
と体をクネクネさせて総長さんにおねだりしていた
「おう!後でな!頭ハゲるまで撫でてやるから」
「絶対ですよ~!」
とめぐさんは満面の笑顔でバイクに跨りその場を後にした
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