相原美紀の秘密

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「サヤさん元気でした?」 転校生は総長のサヤさんの胸に飛び込むように抱きつきながら言うと、サヤさんは転校生を抱き寄せ頭を撫でた 「おう!まぁぼちぼちだ!」 と言うとサヤさんは慣れない場所でたじろいでいる私の方を向く 「話は聞いてんぞ!こいつのことだから何も聞かされてないで連れてこられたんだろ?まずは自己紹介でもしとくか!私はこの暴走紅姫の総長やってる神田サヤってんだ!よろしくな!」 とサヤさんは転校生をポイと投げ捨て私と握手をするために手を出してきた 私も自己紹介をして手を出し握手した 転校生はというと空中でクルッと回転して綺麗に着地していた 「もー!ヒドいじゃ………!」 「んで隣にいるアホ面が副総長の水無月蘭子だ」 「んっ!よろしくじゃん!」 と髪を青く染めショートヘアーの蘭子さんが手を出してきたので私もよろしくと言って握手をした 「シカトですかぁ!?」 と転校生が喚いているがサヤさんはお構いなしといった感じで事を進行していた
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