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「それにしてもサヤさんって大人ですね、考え方がなんか凄いです」
「そうだな、暴走族っつう普通の人間がやらない遊びをやってると自然とそういう過去を持った奴が集まってくるんだ、そういう奴らを見てたら本当に色々考えさせられる
辛い過去を持った奴が明るく前向きに生きてる姿を見ると自分も頑張らなきゃなとか思うしな」
と言ってサヤさんはめぐさんの頭を撫でる
「さて……ちょっと話し込んじまったな、私はもう寝るからな、美紀ちゃんもその変態コアラ蹴飛ばして早く寝ろよ?」
と言ってサヤさんはめぐさんを床に優しく寝かせ、自分の寝室に向かった
そしておやすみの挨拶を交わすと寝室に入っていった
私もこの抱きついている転校生をどうしようか迷ったが、結局抱きつかせたまま私も横になって目を閉じた
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