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次の日、目を覚ますと昼になっていた
みんなはまだ寝ており、可愛い寝顔を見せている
そのうちサヤさんが目を覚まし全員を起こしてサヤさんお手製の美味しい昼食を食べた
そして私と転校生が東京に帰るためバイクに跨り駅に向かった
「色々とありがとうございました」
私はサヤさん、蘭子さん、弥生さん、めぐさんに向けて頭を下げてお礼を言う
「おう!……あっ、そうだ携番交換しとこうぜ?またなんかあったら連絡よこしな、いつでも私のケツに乗せてやっから!」
サヤさんがそう言ってくれたので私は喜んで返事をすると暴走紅姫の4人と携帯番号を交換する
初めて家族以外の番号に私は心から喜んだ
電車の時間になったので私と転校生は4人と別れの挨拶を交わしてホームに入っていった
そして電車の中
「神奈川どうでした?」
隣に座っている転校生がニコッと笑って私に聞いてきた
「まぁ……その……ありがとね……」
「はい!」
と返事した転校生に私はポリポリ頬を掻いて今更な質問をする
「あのさ?今更なんだけどあんたの名前……教えて?」
その質問をすると転校生は椅子に座ったままお笑い芸人並みに凄いコケかたをしていた
「優希です!有馬優希!」
「優希ね?覚えた」
そして私は優希の頭を撫でる
「改めてよろしくね?優希」
「はい!よろしくお願いします!」
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