178人が本棚に入れています
本棚に追加
/286ページ
そして月曜日になり私は今、学校に登校して机に伏している
優希はまだ来ていない
正直今までが今までなのでクラスの連中とどう接すればいいのか分からない
いきなり「おはよ~!休日何してたのぉ?」と言われても相手も困るだろうし……
まぁ徐々に打ち解ければいいか
「相原さん……」
「ひぁっ!?」
後ろからいきなり女の子の声で話しかけられた
声の正体は菅原麗子だった
「おはよ……」
「あ、うん、おはよ!」
今思った……初めてクラスの人に挨拶したなぁ私
「なんか……休日でいいことあったみたいだ……ね?表情が柔らかくなって……可愛い……よ」
「あ…ありがとう、それにしても麗子ちゃんて凄いね!前に環境が変わるって言ってたけど、本当に周りの環境が変わった気がするよ」
と前に言われたことを思い出して麗子ちゃんに話題を広げて会話しようと試みた
「それなんだけど……ね、本当は占いで前より環境が悪くなる……て出てたの……、占いハズレたの初めて……不思議……」
と麗子ちゃんは不思議そうな顔をしていた
確かに一度本当の孤独になった……
しかしその後優希に神奈川に連れて行かれてそれが変わった気がする
もしかしたら優希が私の運命を変えてくれたのかな?
「相原さん!菅原さん!おはようございます!」
と登校してきた優希は私の背中にダイブしながら挨拶してきた
「ん!おはよ!」
最初のコメントを投稿しよう!