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「ダメ? ヒロト君は私と友達になるの、嫌かな?」
少し寂しそうに上目遣いでヒロトを見つめる。
この時のエミの顔は90点を越える。
だがヒロトは真下を向いているので全く効果はない。
ある意味彼は手強い男と言えるだろう。
「あの、嫌というか、僕と交換しても、しょうがないと思います」
頑張れヒロト、自信を持て。
「え~っ何でそんな事言うのさ。そんな事ないのよさ」
何で口調変わったのさ。
「だって、僕暗いですし、面白くないですし、人と関わるの苦手なんです」
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