小さな変化

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1人、踊り場に取り残されたあたしは、階段に座る。 強引なキスの後、頬っぺたを撫でながら言われた言葉が頭の中で再生される。 『俺のだからな…お前の身体』 何それ。 あたしは あんたの玩具かっつーの。 子供が無くさないように玩具に名前を書くように、あたしの首筋に赤い痕を残して去って行った。 ねー、富田。 こんな身体だけの関係…いつまで続ける気? 気持ちのないSex…虚しくなるだけだよ。 あたし、あんたの事……嫌いになりたくないよ。 .
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