小さな変化

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バッグの中で鳴り止まない携帯を手探りで探す。 「もしもし…」 「まこちゃん?まだ仕事中?」 「あ、ごめん…今から行く」 電話を切った後、トイレに行って顔を洗った。 「お待たせ…ごめん、遅くなって」 「まこちゃん、さぁ乗って」 随分待たせた事を何も責めずに、遥君は ただ優しく微笑んでくれた。 .
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