確信

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「悪ぃ、俺、ちょっと用が出来たから帰る」 戻って来た富田は、心なしか慌ててた。 「富田ー、女か!?」 「ちげーよ、バーカ、じゃーな」 ケラケラ笑う和美に向かって、一度手を上げて帰って行った。 てか…何あれ。 一度もあたしと目を合わせようともしないで、帰って行った富田に苛立った。 あー、ホント、ムカつく。 「和美ー、あたしテキーラ」 「はぁっ!?また酔っ払う気?あたし連れて帰らないからねー」 「いーよ、タクシーで帰るから、早くテキーラ頼んで!!」 「はいはい」 .
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