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「ふぅここまで来たら安心ね」
人気のないとこまできたら斎藤は俺の腕を離してくれた
「…何考えてんだ?」
「えっ?」
「えっ?じゃねーだろっ!!
どーしてくれんだよっ学校中に広まっただろう!何で俺がお前とつきあってるとか嘘いわれなきゃいけねーんだよっ」
「うるさいわねー大声ださないでよ」
俺はマジギレ寸前だった
怒りを抑えながらも斎藤に訴えかけた
「お前マジで何考えてんだ?あんな嘘ついて」
「嘘じゃないわ、今から本当のことになるんだし」
はぁ?俺は頭がおかしくなったのか?
斎藤の言葉がいまいちわかってない俺にあいつは言ったんだ
「今から私があなたとつきあってあげるわ、あなたは女子に呼び出されなくてすむし私もあなたを監視することができる一石二鳥じゃない?まぁ虫除けぐらいにはなるわよ?」
俺は呆れてものも言えなかった
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