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「俺千春以外興味ねぇよ」
………千春?
「真子本当好きだよねその子のこと」
好き?千春って子のことが?
真子が好きなのは私じゃないの?
「宇宙一可愛いんだよっ!!!」
瞬間初めて自分が勘違いしていたことに気づいた
恥ずかしくて恥ずかしくて
自分が馬鹿みたいだった
その場を離れて廊下を歩いていると
四組の教室前を通った
中を見ると教室で告白されている沖田がいた
沖田の姿を見たとたんやっぱり好きだと思った
好きな人がいようが構わなかった
ただ私だけを見てほしかった
ほとんど無意識に沖田のもとへ歩きだした
いつになったらあなたは私の気持ちに気づくのだろう
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