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「沖田真子！！帰るわよっ」
こいつのせいで噂はおさまるどころか
酷くなる一方だ
毎日毎日斎藤愛美が教室にくるせいで
俺達は本当につきあってることになっている
いい加減我慢の限界だ
「１人で帰れ俺は哲平達と…」
言い終わる前に斎藤は俺の腕を引っ張ってた
「いいからいくわよっこの私が誘ってるんだからおとなしく帰るの！！」
「ハァァァァ！！！？」
なんでこいつはいつも上から目線なんだ！！？
つーか拒否権はねーのかよっっ
俺は半端斎藤にひきずられながらも
学校をでた
「………」
「…………」
校門をでたあと何故か斎藤はずっと黙っていた
おかしい…いつもは五月蝿いくらい喋りかけてくるのに
いつも騒がしい奴が大人しいなんて誰だって心配するだろう？
俺は思いきって聞いてみることにした
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