幻夜

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■感想  前回の『白夜行』の続編とも姉妹作とも言われている作品です。白夜行を読んでいなくても、まったく問題はありませんが、読んでいたほうが、より面白いと思います。  共通の登場人物は出てきませんが、一部では、あの人とあの人が同一人物ではないかとか、あれはあれのことなのでは?などなど、色々な憶測が飛んでいますが、作者からの明確な発表などはされていないようです。   正直なところ、すっきりしない部分もありましたが、やっぱり面白いのはたしかです。  私の場合は、この作品が白夜行の続編だという事を、読後に知るのですが、それを知ってから、ああ、そういえばあの部分は……とか、やっぱりそうだったんだ!と、再びアドレナリンが出ました。それはそれで嬉しい誤算でした。  前作同様、癖のあるベテラン刑事が、良い味出してます。  次回の作品は、またもや推理・ミステリー作品で、殊能 将之 作『ハサミ男』です。  ミステリー以外も紹介しろ!といわれるかもしれませんが、今年になって、まだミステリー以外の作品を読んでいないもので、申し訳ありません。  もう少ししましたら、別のジャンルもご紹介できると思います。    次回の作品は、ダニエル・キイス 作 『アルジャーノンに花束を』です。  ようやくミステリ以外の作品の感想を書けます。これから読み始めますが、読書にさける時間が少ないうえに、読むスピードが遅いので、あしからず。    
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