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峰を夢中で探している幹に歩み寄り具は幹を後ろから抱き上げ某子ライオンを猿が掲げ上げるのと同じように幹を空中に掲げる。
それでも真剣に目を彷徨わせ峰の姿を探すのに夢中で気付かない幹に対して具は一旦片眉を下げ丁度眼の前の位置にあった幹のお尻をじっと見つめた。
考えるような硬い表情を作った後直ぐにそれを柔らかく施しうんうん頷くとあっひょ、といつものように笑い幹のお尻に顔を窄めた。
そのままぐりぐりすると幹もようやく気が付いたようで違和感を感じて振り向けば、瞳が捉えるのは尻に顔を埋める親友の姿。
幹を口を薄く開き、徐々に目を見開かせた。
『……具比…』
『あっひょ、暗いねぇ~。誰か電気消した?』
ぐりぐり ぐりぐり
鼻先が危ういヵ所に埋まってきそうでヤバい ヤバい と口パクする。
『ぐっ 具比…おね、お願いだから…っ もぅ放して…』
『ん~…幹が電気消したのぉ?悪い子だなぁあっひょ』
益々グッと押しつけられ思わず、はぁっ、と甲高い声を漏らしてしまう幹は口を片手で塞ぎ眉を顰める。
いつの間にか赤面している幹は空いている手で具比の手を抓った。
『っ ぃ ッ た ああああほほほほほ!!』
パッと解放された幹は歯を食いしばり抓った手を抑えつつ内股になる具の足を思いきり踏んづけた。
『みっ 幹ぃ~…あっひょ…これはあんまり痛くない…』
拳をぎゅっと握り締め、
『もっもう…具比なんて知らないからね…。僕は峰を探しに行く…っ』
未だに紅潮した顔で勢いよく背中を向けて歩き出す幹を見て具は再びあっひょと笑い幹の後を追う。
『ねぇ~、幹、顔が赤いね?あっひょ。トマトソースでも塗ったのぉ?』
『ばかっ!!お前のせいだ!!』
『え…っ?あぁ…ごめん…………
僕がトマトソース塗ったのぉ?』
『~~~………っっ!もぅっ黙ってろ!』
『あっひょ分かったよ~』
おわり。
微妙すぎてwww
ツンツン幹になってしまったもっとかわいくするつもりが…
文章むずすぎわろた
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