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ということで、寝室。
魔王ということで、ベッドも部屋も広くて豪華です。
俺が寝るときしか使わないんだけどね……
その大きなベッドに向き合って座っている現状は、どうしたらいいのだろうか?
ケルベロス「なんで向き合っちゃったんでしょうね……。やりにくい…」
俺が知るか!!
ケルベロス「じゃあ、とっととやっちゃいますよ!」
こちらに手を伸ばしてきたケルベロス。
向きはもちろん、下肢の方。
その手が触れる瞬間。
「ま、待て!!」
思わず、叫んでしまった。
ケルベロスが俺を睨む。
ケルベロス「……何ですか」
「う、やっぱやらないは無し?」
ケルベロス「無しに決まってます!!早くやらないと、俺が怒られるんですからね!」
「で、でも、心の準備とか……」
グチグチ言ってたら、俺の周りで比較的優しいケルベロスがとうとうキレました。
所謂、強硬手段ってやつでした。
ケルベロス「はいはい。とっとと、やりますよ!!」
「え、ちょっと待って!!や、やめ、あ!どこ触って!?ちょ、あ、あーーーーーー!!!!!」
… ケルベロスは、すごく笑顔でした。
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