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インナーチャイルドとハイヤーセルフ
クライアント様
愛さん。娘さんひとり。
「何かをやろうと勉強を始めるのですが、いざ先に進むときになると理由をつけて立ち止まってしまいます。
両親に素直に甘えることができません。
子供を甘えさせてあげられません。」
最初は足を踏み出せない事に対する相談でしたが、カウンセリングを進める内にインナーチャイルドの問題が大きいように感じました。
愛さんは親に抱きつけない、抱き締められた記憶がないし、娘さんが抱きついてくると『あっちいって』と思ってしまいます。
今回変わりたいという強い想いから初めから二回のセッションを予約されたので、まずは一歩踏み出せない原因から探ることにしました。
()内は愛さんの加筆です。
私「あなたが一歩進むのを邪魔している存在はどんなイメージですか?」
「鬼です。人間の大きさですが、二本の角が生えています。般若の形相をしています。」
愛(最初に見えたのは2本の角。顔も般若。大きさはビジョンは見えず人間程なイメージをうけました。ビジョンとして見えていたのは顔。顔を次第に般若が薄れ見えません。二本の角だけが浮かんでました。)
私「鬼さん、あなたは何の為に愛さんの中に存在しているのですか?」
「悲しいんです。涙が出てきました。」
私「どうして悲しいのでしょう。」
「言いたくありません。私はひとりです(鬼のことではないらしい。)。」
私「何のために愛さんの中に存在しているのですか?」
「潰すため。嫌いだから。憎い。」
私「愛さんとはどんな関係ですか?」
「娼婦…。ヨーロッパ…」
愛(ヨーロッパと出たとたん、フランスがでてきました。これは私自身で浮かんだ事。一度フランスへ行きました。何故か嫌いなんです。この時点で『嫌』になってパニック。)
どうやら前世と関係するようです。
インナーチャイルドはまた次の機会ですね。
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