わが子を奪われ

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わが子を奪われ

クライアント様 「ユリさん23才女性 職場の空気が読めない。将来やるべき事」 ヒプノセラピスト養成講座を受けられて実習のいっかんとしてセッションを受けていただきました。 せっかくのセッションですので、どうせなら何か良い変化を得ることのできるものにしたいと思い、状況を聞いてみました。 しかし、上記のような内容は頂いたものの、セッションの目的と言うと、「特に無し」…特に今変化を求めている訳では無いようです。 だから私も何かを解決するという意気込みはなく、ただユリさんの前世体験のつもりでセッションに入りました。 ()内はユリさんの加筆です。 (実はこの前の導入のところからずっと天と地がどっかいったような感覚でぐるぐるしてました。割と気持ち悪い感じのぐるぐるでしたが、こんなもんかなぁ、と思っていたのとこれは自分が動揺してるんだなーっていうのも感じていましたのであえて言いませんでした) 白っぽい少し薄汚れたスカート、白いエプロンをしています。茶色でウェーブした髪が肩まで伸びています。 (途中でウエーブした髪がみつあみになっていたりほどけていたりしました) イタリアかフランスの18才の女性、メアリーさんです。 丘の上にいます。何かを広げてバスケットが置いてあります。ピクニックのような雰囲気ですね。 (よく自然の中にいる印象でした) 風が心地よく吹いてきます。 お気に入りのこの場所で、メアリーさんはよく好きな童話を読むのです。 (さびしい、といいましたが、なんだろう。周りの子はちょっと子供で、私とは少しお話があわないのだわ、みたいな感じでした) 彼女の家は、石造りの白い家です。 お父さんとお母さん、お婆さんと妹さんの五人暮らしです。 私「お婆様から見て、メアリーさんはどんなお孫さんですか?」 「可愛いですよ。物静かで聡明な娘です。ちょっと周りに打ち解けにくいのが心配ですかねえ。」 食べるのに少し苦しいけど、特に大きな問題のないご家庭のようです。 お母様は今のお母様と同じ方で、お婆様は今のお友達です。 (母や父に私の感想を聞いても、同じだから聞かなくてもいい。とても仲良しだという様子が伝わってきました)
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