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降り注ぐ太陽。
炎天下の荒野。
そこには、二人の影と声。
そして銃声である。
「おーい・・・まだ終わらないのかよ」
俺は、《オルガ》 フレイム・リンカーだ。
発火能力を持つ鉄甲作り出す事ってのが、俺の能力だ。
世の中じゃ第1級犯罪者とか呼ばれてるらしい。 まぁ、とある理由で施設や建物も吹っ飛ばしてるからしょうがないのだが・・・。
「もう少しだって言ってんでしょ!! 口より体を動かしなさい!! このウスノロ!!」
口やかましく、俺の先で伏せている女性は、オレンジを基調とした足やら腹やら胸やらといったやたら露出度の高い服を来たこの女性。
彼女は《ステラ・ファブリック》 この辺りの土地の・・・ってか国の姫様・・・らしい。
俺も確証が持ててないが危害はなさそうなので、とりあえず良しとしている。
ちなみに、あいつもフレイム・リンカーだ。
現在、戦闘中である。
「ぼさっとしない!! 右から来るわよ!!」
「へいへい」
何でコイツと、この炎天下の荒野で戦闘中かというのも昨日の出来事だ。
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