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「ちょ、俺にも抱かせろよ」
「ダーメ。寝てんだから。大体陸なんかに抱かせたら、女癖悪いのが映るっての」
「ひっでー!お前それはいくらなんでも酷すぎんだろ」
暴れる翔とその仲間達の声のせいで、翔愛が泣き出してしまう始末。
「あーあぁ、ごめんなぁとあ。よーしよし」
泣いてしまった翔愛を揺らしながらあやす翔は、ちゃんとした父親だった。
そんな翔の姿に、優たちも微笑まずにはいられなかった。
「はい、準備できたよー」
愛の声に、みんな一斉に屋上に上がる準備をする。
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