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「おい、ちいさいの。」
「なによ、泣き虫君。」
こんな会話をするようになったのはいつからだっけ?
「何だよ、つめてぇな!」
「ちいさいのって呼ぶからでしょ、用件ないなら帰るよ?」
違う、こんなことが言いたいんじゃない。もっと、もっと愛想良く出来ないのかな…私。
「いやこれといった用はねぇんだけどさ!」
「何それ…本当に帰るからね。」
「ん、じゃあな!」
ダメだ、今日も素直になれなかった。
私の意気地なし。
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