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―――――いつからなのか………、僕は父に憧れていた。
小さい子供は、自分のお父さんやお母さんを見て、自分もこんな人になりたいと思うこともあるだろう。
自分もそんな子供の一人だった………。
世界中にドラゴンが出現し、多くの人間逹がドラゴン逹に傷つけられ、殺された。
だけど、そんな世界で父は村の皆を守るために戦った。
「レオ、お前に伝えなければならないことがある…」
「なあに?父さん」
「父さんは今から、世界にドラゴンが蔓延し始めた原因を調べに行かないといけない。だから当分は帰って来ないだろう……」
「えっ……、じゃあこの村はどうするの!?」
「これからはお前が母さんや村の皆を守るんだ。私が教えた事を思い出してな」
「でも……僕じゃ……」
「大丈夫だレオ。何たって、お前はこの俺の息子なんだからな!」
「父さん………。うん!僕、がんばるよ!」
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