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「……な、なんか、ポーとイル兄が付き合ってるところなんて、想像つかなかったけどさ」
「うん……こうしてみると、すっっっっごくお似合いだよね」
「ゴンはいい子だねー」
「イルミったら、半年前は殺そうと思ってたくせに」
「昔の話だよ?今はゴンも他の二人も家に認められてるし、ひとまずは俺が介入する必要もなくなった」
「あっそ」
***
では、あらためて再会!!
「ゴン!キルア!!二人とも久しぶり!元気してた?」
「おう!」
「うん!試験が終わったあと、離ればなれになっちゃっててごめんね。俺、どうしても早くキルアの家に行きたくてさ」
「ううん、それはいいの。私も、ここに来るまでにやってみたいことが沢山あったから。キルアの友達だって、認めてもらえたんだ。よかったね」
「えへへ!」
「そのあとさ、ゴンと二人で天空闘技場にも行ったんだぜ!」
「あ、じゃあ、もしかして念も?」
「うん、覚えた!」
ぎゅっ、と抱きついてきたゴンのつんつん頭と、キルアの猫っ毛をぐりぐりする。
ああ~癒される!
立ち話もなんだからとソファをすすめられ、イルミの隣に腰かけた。
楕円の、マホガニー製の大きなテーブルを囲んでいる。
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