3【重いものを動かすには?】

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「……な、なんか、ポーとイル兄が付き合ってるところなんて、想像つかなかったけどさ」 「うん……こうしてみると、すっっっっごくお似合いだよね」 「ゴンはいい子だねー」 「イルミったら、半年前は殺そうと思ってたくせに」 「昔の話だよ?今はゴンも他の二人も家に認められてるし、ひとまずは俺が介入する必要もなくなった」 「あっそ」           *** では、あらためて再会!! 「ゴン!キルア!!二人とも久しぶり!元気してた?」 「おう!」 「うん!試験が終わったあと、離ればなれになっちゃっててごめんね。俺、どうしても早くキルアの家に行きたくてさ」 「ううん、それはいいの。私も、ここに来るまでにやってみたいことが沢山あったから。キルアの友達だって、認めてもらえたんだ。よかったね」 「えへへ!」 「そのあとさ、ゴンと二人で天空闘技場にも行ったんだぜ!」 「あ、じゃあ、もしかして念も?」 「うん、覚えた!」 ぎゅっ、と抱きついてきたゴンのつんつん頭と、キルアの猫っ毛をぐりぐりする。 ああ~癒される! 立ち話もなんだからとソファをすすめられ、イルミの隣に腰かけた。 楕円の、マホガニー製の大きなテーブルを囲んでいる。
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