69人が本棚に入れています
本棚に追加
正面にシルバさんとゼノさん。
そのとなりに、時計回りにキキョウさん、カルトちゃん、ミルキくん……がバリバリお菓子たべて睨んでる。
で、ゴンとキルアは私の隣。
「で、で、で!!??」
「どーやったんだ!!!??」
出し抜けに詰め寄られ、くりっと首をかしげた。
「どうって、なにが?」
「試しの門だよ!」
「どうやって開けたの!?」
「……押して」
「「ポー!!!!!」」
「わーかった、わかりました!悔しいけど私の腕力じゃ無理です、あんな扉」
「念を使ったんだろ?なあ、ポーの能力って、重いものを軽くできたりするわけ?」
「うん。出来るよ」
「すごい!!そしたらさ、俺を宙に浮かせたりも出来るの??」
「それはどうかなあ……でも、重いものを軽くするには、念を使わなくっても、ある条件さえ整えば、どこでだって出来るんだよ?」
「ええ???」
「わっかんねー!!!」
「言っちゃおうか、答え」
にんまり笑うと、二人はすかさず「待って!」と声を揃えた。
そうでなくっちゃね。
「でも、二人にはちょっと難しいだろうから、一個だけヒントを出すね。“私は、念と一緒に『あるもの』を使って、門の重さを軽くしました 。
最初のコメントを投稿しよう!