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それはなんでしょう?”」
「『あるもの』お~~!!??」
「『ロープ』?『てこ』?う~~ん………わっかんねー」
「わかった」
「俺も!!」
お。
「お~!イルミはわかるだろうと思ってたけど、ミルキ君も?すごいね!じゃ、答え合わせ」
イルミは正解。
真ん丸い身体を得意気にのけぞらせているミルキに耳打ちしてもらう。
「――だろ?」
「当たりっ!!」
「嘘だ――――!!!!俺に分からなくて豚くんに分かるのかよ!!くっそ―――!!!!」
「あっはははは!!当然の結果だね!キルはバカだからなあ」
「あんだとぉコラ!!!ちょーし乗ってるとぶっ殺して酢豚にするぞ!!」
「こらこら、喧嘩しない。テーブルの上に乗らない」
「うわ!?」
触手でキルアの首根っこをつかんで席に戻すと、ゴンが目を真ん丸にした。
「これがポーの念能力……あっ!あの嵐のときに見たやつって……!!」
「ピンポン、正解!あのときはとっさに誤魔化しちゃったけど、なにかを包んで守る泡と、この触手が私の能力の基礎。あ!ていうか、二人とも、あの軍艦島での作戦をよーく思い出せば、答えなんて簡単に分かるよ」
「え……!?」
「あそこでやった作戦っ
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