1【再会を願って】

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れど、色々考えた結果、私は一緒には行かなかった。 どうせあとから行かなきゃいけない場所だし、せっかく自由に過ごせる時間ができたのだから、やってみたいことをやってみるべきだと思ったのだ。 というわけで、大学の講義をはじめ、海洋指定保護区の警備やら、調査のための捕獲やら、観察やら解剖やら飼育やらなんやらかんやら。 幻獣ハンターとしての依頼以外にも、とにかく興味の向いたことを片っ端からやってみた。 だって、この世界の海……見たこともない生き物がい―――――っぱいいるんだもの、楽し――――――いっ!!! ……うん。 というわけで、授業あらためフィールドワークの一環として、この三人にはハンターなりたてである私の仕事を手伝ってもらったりしているわけだ。 今も、とある保護区から保護区へ、海洋指定保護動物の輸送を終えてきたところ。 ただ、私はこのあと用事があって、しばらくお休みをとるつもりをしていた。 目的地は……パドキア共和国。 「いやー、ごめんごめん。ちょっと、寝ぼけてたみたいでさ」 「ごめんじゃないぜ。先生よー、この前の無線の一件があって以来、様子が変だぜ?」 「察しなよ、マサヒラ!先生は、初め
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