第一章.夢だと思いたい。

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その倒れている人に少年は違和感を覚えた。 「こいつの服―…それに髪の毛…変だな…」 「う…?」 ぴくっと倒れている人の体が動いた。 その倒れている人は那和だった。 「誰!?」 「それはこっちが聞きてぇよ!!」 そして那和は少年のように少年に違和感を覚えた。 何この人… 着物!? 何で!?この時代に着物って… 慌ててあたりを見渡すといつも大きいビルとかが建っているはずのビルはなく、緑が多く木で出来た家が並んでいた。
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