第一章.夢だと思いたい。

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「とりあえずこいつは外に出しちゃいけねぇ。牢に入れておけ。」 那和は牢に入れられると聞いてもの凄く反発した。 「何で何もしてないのに、牢に入れられなきゃいけないの!?意味わかんない!!」 「じゃあお前は何なんだ?俺らの敵であれば容赦なく斬るぞ?」 「敵なんかじゃありませんよ!!そんな知らない人を敵にするとかおかしいじゃないですか!!」 「土方さん、こいつの言うことも一応一理あるよ?」 「だけどな…」 男の人は黙り、那和の方を見てまた口を開いた。 「じゃあもう一度聞くが、お前は何処からきた?」 何処からきたと言われてもなぁ… どーせ何か言っても信じてくれないだろうけど… こうして那和はこの人達にあることを言うことを決めた。 「あたしも正直信じられませんが、あたしは未来からきました。」
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