第一章.夢だと思いたい。

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てかこの人、あたしのこと疑ったり珍しがったり何なんだ… 「なぁなぁ名前は!?」 「へ?」 那和は少し考えた。 この人は面白がってるけど実は自分を罠にかけようとしているかもしれない。 「赤崎蒼衣(アカサキアオイ)…」 那和はあえて偽名を使った。 「宜しくな!蒼衣!!」 「おい、ちょっと待て。宜しくしてどうするんだ?」 男の人が少年のその一言に疑問に思った。 「だってさ未来からきたんなら何処にも行くあてないってことじゃん。だから戻れるまで此処に居させたらいいじゃん!」 「あのな、こいつは敵かもしれねぇんだぞ?そう簡単に信じるな。」
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