第一章.夢だと思いたい。

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「あたしの彼氏も嫌いとか言わないよね?」 亜季には年上の彼氏がいる。 さっきのナンパ男みたいにチャラチャラしていなく頭がよくて頼りになる優男だ。 「亜季の彼氏はあんな奴じゃないから嫌いではないよ。」 「良かった~♪あ。あたしもうそろそろ塾だ。」 亜季は公園の時計を見て塾があることに気がついた。 「今日、塾の日だっけ?」 「うん。曜日変わったんだ~じゃ、また明日ね!」 「ばいばい!」 亜季は走って塾に向かった。 那和は何の用事もなく、とりあえず本屋に行く事にした。 何か新刊出てたっけな~ バスケの王子様は来月だし… ぬらりひょんの息子は一昨日出たばっかだし… 因みに那和は漫画の男は大丈夫なようだ。
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