第一章.夢だと思いたい。

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「あ~~~ねみぃ~~~」 ある少年が釜の前で嘆いている。 「うるせぇよ。黙って水くんでこい。」 もう一人の少年と男といった方があっている人が少年の背中をばしばし叩いている。 「面倒くせぇ~~~交代~~~」 少年が男の人にもたれ掛かって我侭を言う。 「自分で行け。」 「ひどっ!!分かったよ、行けばいいんだろ!行けば!!」 こうして少年は外にある井戸へ向かった。 「はぁ~…めんど…おわっ!!」 少年が何かにつまずいて、すぐさま下を向くと人が倒れている。 「し、死体っ!?何でこんなとこに!!と、とととりあえず…成仏してくださいっ!!!」
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