第1章

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中学1年生の時、隣に引っ越してきた、男の子。 わたしの初恋の人。 1年ほどたって、引っ越してしまったけど・・・。 あれから、がんばって新しい恋をしようと思ったけど無理だった。 10年たっても、彼以外に、恋なんてできなかった。 「はい!! それじゃあ、赤崎さんの席はあそこで、瀬戸さんの席は赤崎さんの隣ね!!」 「え? あ、はいっ!!」 まさか、こんなとこで再会するなんて・・・。 「よろしくな、波瑠。」 「あ、うん・・・。 よろしく・・・。 お、覚えてたんだ?」
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