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冷静に分析してるが、俺はいまだに口をパクパクさせている
『おまえは金魚か』
「違います」
『見ればわかるわ』
「はぁ……で、アンタどこから入ったんだ?目的は?場合によっちゃ警察呼ぶけど」
『ケケケ。そう邪険すんなよ。あ、俺の名前はミカエル。一応悪魔だ。ヨロシク。』
「あ、もしもし警察ですか?目の前に自称悪魔の不審者がいまして」
ツッコミ所は何個かあったがそれより警察だ
――プルルル、プルル…ーープツン…ツーッツーッツー……
「あれ?電波悪いのか」
『まぁそう早まるなよ。倒太君』
「…俺自己紹介なんてしたっけ」
『いや、俺悪魔だから』
えーっと電話電話…
『電話なんて意味ないぜ?この空間だけさっき次元かえたから』
意味不明だ
ホントこういう厨二病みたいなヤツ嫌い
どーせよくある電波の不具合ってヤツだろ
「わかった。わかった。不法侵入は見逃してやるからさっさと帰ってくれ」
『いいのか?宝くじ当ててやろうって言ってんだぜ?』
はぁ。面倒くさ
「悪魔だとか宝くじだとかいったいなんなんだよ。なんか納得できるような証拠みせてみろってんだよ。」
『…』
黙りやがった
「ほら。証拠みせてみ。ほらほら…」
『ダークファイヤー』
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