第1章 死神、出会う

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また来なかった。 また、淵の目の前に立っていた。 「あれ・・・?」 瞬間移動? もう一度淵に駆け寄って飛ぶ。 しかし、また淵は目の前に移動している。 今度はもっとスピードをつけて走って飛ぶ。 また、淵の前に移動している。 何度も何度も続けていたが、飛んでも飛んでも移動し続ける。 とうとう息切れしてきた。 「何なのよう・・・」 まるで、私が死ぬのを止めているみたい・・・・・・
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