プロローグ

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某テレビ局のスタジオ その場は静まり返っている。 ただ歌声とギターの音だけは聴こえてくる、 が歌声とギターの音以外は物音ひとつ聴こえてこない。 歌い終わったのだろうか… 奇妙な静けさが場を包む。 だが、しだいに パチッ パチッ と拍手がおこり、しだいに拍手の数が増えていく。 拍手と同時に歓声も鳴り響く。 のどの奥から絞りだしているのだろうか、 その歓声は叫び声に近いようなものに感じる。 テレビ局のスタジオは大喝采に包まれた……
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