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その日山下と杉村は、ある殺人現場に来ていた。
「山下さん、自分は昨日、刑事になったばかりなのでいろいろ教えてください!しかも初めての現場がまさか密室なんて嬉しいです!いやぁ、やっぱり密室なんてあるんだな~。ところで、山し・・・」
「まず一つ教えてやる...静かにしてろ!!」
その瞬間杉村は、黙り込んだ。
「それより...」
杉村が話しを変える
「被害者は、35歳男性か...。現場は、被害者の部屋で完全な密室。死因は?」
杉村に聞く
「はい、おそらく部屋でたまたまフローリングを剥がしていた所にこけてコンクリートで即死ですな」
よく分からない語尾で説明を終わる
「なるほど...、杉村は、どう思う?」
「そうですね~、事故じゃないんですか?」
杉村が答える
『またか...』
山下が何かを考える
「どうしたんですか?」
「ん?あぁ、ちょっと気になる事があってな」
「話してくださいよ」
杉村が図々しく聞く
「昨日も、この周辺で同じような事が起きてるんだ」
杉村がなにかを思い付く
「同じことってことは、殺人じゃないですか!」
「そんなことより、とっとと捜査するぞ」
・・・捜査中・・・
「何も見つかりませんでしたね。もう遅いから帰りますか。」
「そうだな」
「山下さんってどこに住んでるんですか?」
杉村が聞く
「この近くだ。じゃあなノシ」
・・・その夜・・・
X「今日もやるか...」
一巻終わり
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