始まり・・・

2/2
前へ
/4ページ
次へ
その日山下と杉村は、ある殺人現場に来ていた。 「山下さん、自分は昨日、刑事になったばかりなのでいろいろ教えてください!しかも初めての現場がまさか密室なんて嬉しいです!いやぁ、やっぱり密室なんてあるんだな~。ところで、山し・・・」 「まず一つ教えてやる...静かにしてろ!!」 その瞬間杉村は、黙り込んだ。 「それより...」 杉村が話しを変える 「被害者は、35歳男性か...。現場は、被害者の部屋で完全な密室。死因は?」 杉村に聞く 「はい、おそらく部屋でたまたまフローリングを剥がしていた所にこけてコンクリートで即死ですな」 よく分からない語尾で説明を終わる 「なるほど...、杉村は、どう思う?」 「そうですね~、事故じゃないんですか?」 杉村が答える 『またか...』 山下が何かを考える 「どうしたんですか?」 「ん?あぁ、ちょっと気になる事があってな」 「話してくださいよ」 杉村が図々しく聞く 「昨日も、この周辺で同じような事が起きてるんだ」 杉村がなにかを思い付く 「同じことってことは、殺人じゃないですか!」 「そんなことより、とっとと捜査するぞ」 ・・・捜査中・・・ 「何も見つかりませんでしたね。もう遅いから帰りますか。」 「そうだな」 「山下さんってどこに住んでるんですか?」 杉村が聞く 「この近くだ。じゃあなノシ」 ・・・その夜・・・ X「今日もやるか...」 一巻終わり
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加