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「じゃあ残りのところは宿題なー!!なんか質問あるやついるかー?」
「はい!!」
「何だー?宮野(ミヤノ)」
「先生の彼女にしてくださいっ♪」
こんなのは日常的な光景
あたし宮野綾(アヤ)は高校2年生で、この予備校に通っている。
そしてあたしの大好きな彼、堀田駿介(ホッタ シュンスケ)はここの講師をしている大学生2年生
かっこよくて頭もよくて頼りになる
初めて先生を見た時から好きになって、それからはずっとこの調子
先生の授業の最後には必ず言うの♪
ばかだって思われても、何も印象に残らない子よりは全然いい。
子供だと思われるかもしれないけど、年だって先生と3つしか変わらない。
「確かに堀田先生はかっこいいけど、大学生があたしたちみたいな高校生相手にしないって!!」
「そうだよー!!大学なんて出会いもいっぱいあるだろうし、彼女だっているよー!!」
友達はみんなそんなことばかり言うけど、あたしはそんなこと気にしない。
先生に相手にされなくても、彼女がいてもいい。
想ってればきっと届くんだから!!
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