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「ふふっ♪」
「なに笑ってんの?」
今あたしはまたあのアパートにいる。
でも隣にいるのはあの時の友達じゃなくて…
「ごめんごめん、優♪
ここ来るとあたしらが初めて会った時のこと思い出しちゃうんだよね♪」
「ああ…あれは笑えた。沙織ってばこの世の終わりみたいな顔して落ち込んでんだもん。声かけずにはいられないでしょ(笑)」
「ほんとに絶望的だったんだから!!せっかくオートロックを抜けたのに、部屋に入れないなんてばかみたいじゃん!!」
あとから聞いた話、実は優ってばあたしに一目惚れしてたんだって♪
だから部屋に入れてくれたみたい♪
あの時無口だったのも緊張してたからなんだって♪
なんか可愛いよね♪笑
「その顔…また可愛いとか思ってんの?」
「んーん♪」
「絶対嘘だ…」
きっかけは友達のアパート
あの日は散々な思いもしたけど、今の幸せなあたしたちを引き合わせてくれた友達に感謝♪なのかな?
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