親愛なる遠い君へ
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覚えているかな。 ほら、君がとても気にいっていた僕の写った写真のことなんだけど。 最近あの写真を撮った場所をよく通るんだ。 胸を締めつけるほど懐かしい思いが溢れるよ。 僕の覚えたての君と君に覚えてもらうための僕が、一日をずっと共にした。 この話が嫌なら途中で読むのを止めてもいいよ。 でもこれだけは聞いてほしい。
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