4人が本棚に入れています
本棚に追加
「あ、ごめん、何だっけ? 話聞き逃した」
「もぉ~! この後どうするって聞いたの!」
話を無視されたからだろう、美香ちゃんは不機嫌な態度をとっていた。
「ああ、ごめん。この後も俺空いてるよ。……だから、美香ちゃんさえ良ければ」
「……」
少し恥ずかしそうにしながら、美香ちゃんは黙って頷く。
「はい、すみません! ご注文頂いたドリンク二つとハンバーグです。ハンバーグを注文された方はどちらですか?」
「あっ、……はい」
高校生くらいの若い店員さんが美香ちゃんのオーダーを届けにきた所でまた一旦話が中断してしまった。
最初のコメントを投稿しよう!