縁談の申し出

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連絡のため衛兵が立ち去った後 ミカル「たとえ縁談を受けるにしても、エリク様はまだ・・・。」 ラグル「わかっておる。この公国の掟は守らねば。」 ラファル「しかし、まだまだエリクの腕じゃ無理じゃないのか。奴は魔法も使えん。」 ラグル「それでもエリクには試練を受けてもらわねばならない。遅かれ早かれ試練は受けなければならないでのあればな。」 ラファル「それにしても試練を受けるには早すぎるぞ。もう少し時間がほしかったところだな。」 ラグル「仕方あるまい。ホワイトウィンド殿には私から話しておく。」 ミカル「エリク様は大丈夫でしょうか・・・」 ラファル「それは神のみぞ知るって感じだな。」 ミカル「あなたはエリク様が心配ではないのですか!!」 ラファル「心配だが、心配したところで結果は変わらん。結果はエリク次第だ。」 ラグル、ミカル「「・・・」」
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