縁談の申し出

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フェイト「キィー、なんてこというんですか、このいたいけな少女に向かって!!さっさと部屋にお戻りなさい!!」 エリク「ちょっと言葉がおかしくなっているぞ。俺の侍女なのに俺に向かってそんなこと言っていいのか?」 フェイト「関係ありません!戻りなさい!!」 エリク(やばい!怒らせてしまったようだ。)「わかった。わかったよ。戻りますよ。」  ガブリルはそんな二人のやり取りをほほえましく見てた。  その時、慌てるように中庭に一人の兵士が駆け込んできた。 兵士「ああ、ここにおられましたか、エリク様、公爵様がお呼びです。ガブリル様もご一緒に会議室に。すでにラファル様、ミカル様もいらっしゃいます。」 ガブリル(そういえば、ロドス王国の使者が来ていましたわね。ラファルやミカルも呼ばれている?ただ事ではようですわね) エリク「ああ、分かった。すぐに行く。フェイトは、先に俺の部屋に戻っていてくれ。用事がすんだらすぐに行く。」 フェイト「わかりました。」 エリク「じゃぁガブリル。父上のところに行くか。」 ガブリル「ええ。」
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