縁談の申し出

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 現在、ティベリア連邦内は、内乱の真っただ中にあった。  ティベリア連邦盟主、ロドス王国ロドス3世に対し、ヴァルフォア王国フォレストが反乱を起こしたのである。  若かりし頃、ロドス3世は、勇猛な大剣使いとしてティベリア連邦をまとめていたが、60歳を超え、衰えを隠せない状況にあった。    ロドス3世はたいそう有能であった。  その部下についても王を頼み、国家は一丸となって他国に対抗していたため、盟主となりえた。  しかし、ロドス王は文武共に有能であったが、唯一の欠点としては、家臣、そして王子を適切に教育していかなかったことであった。  ロドス王の衰えは、ロドス王国の弱体化を意味した。  内乱においては、武力のロドスと言われることからもわかるように、魔法を扱うものは数少なく、  ロドス3世  騎士団長 カークス     軍師 リード  を中心に防戦しているが、魔物を巧みに操り侵略してくるヴァルフォア王国からの侵攻に手を焼いている状況となっていた。
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