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細い小指同士を絡めて
結んだ約束はまだ守られてて
変わらない笑顔のままの
君はいつでもそばにいるんだ
この感情さえなかったら
最高の友達と呼べたかな
僕を覗き込む心配性の君に
言えない想いは積もってく
※
綺麗で複雑なその心は
きっとこの手じゃ掴めない
諦める強さ
想い続ける勇気
どちらも持ち合わせていない僕は
どんな顔で君に会えばいい?
ねえいつだって誰にだって君は
その手をそっと差しのべるんだね
涙を拭ってくれた優しさ
ああ特別なんかじゃないんだ
こんなに近い距離にいる
だけど気持ちは読み取れないの
聞こえそうなほどドキドキで苦しいのに
なにも知らないずるい君
※
お願いこっちを向いて 僕を見て
いつものように名前を呼ぶだけじゃ足りない
もう友達としての君じゃなくて
愛してると言ってほしいんだ
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