違う歴史

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司令部 大村 「…ということはやはり我々と敵対する勢力ではないな?」 風間 「はい。自衛隊は帝国陸海軍の末裔です。」 大村 「現在、我が国は中国、ソ連とその占領地域の朝鮮と戦争中だ。」 「こちらは米、英、仏、独で戦線を敷いている。」 風間 「米英も?」 大村 「左様。一種のイデオロギーの戦争ともいえる。ヨーロッパ戦線、太平洋戦線共に膠着状態だ。」 風間 「海にも我々の仲間がおりましたがそちらは?」 大村 「儂が統合司令部に説明した。現在は横須賀にいる。」 「君たちの兵員や武器はこちらに移送してくれまいか?最も我々に協力してくれるのであればだがな。」 風間 「少々、お時間をいただけませんか?全員の意志を確認したいのです。」 大村 「わかった。」 数分後… 大西 「全員風間三佐についていくとのことです!」 風間 「わかった。ありがとう。」 大村 「いい返事か?」 風間 「はい。是非とも行動を共に!あと、部隊は今日中に到着します。」 大村 「随分と早いな。」 コンコン 兵士 「失礼いたします!少将、市ヶ谷から連絡で、来月、朝鮮上陸作戦を実施です!」 大村 「そうか。いよいよ来月か。」
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