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「所でたっちゃん!」
「たっ!?」
いきなり軍人である立花少佐をたっちゃん呼ばわりしたニーナ。
立花少佐の頭に血が昇り、飛んでいるニーナに愛銃『ベレッタM92F』を突きつけた。
「貴女は軍人である私を馬鹿にしているでありますか!?」
立花少佐の突きつけている物が何かわからないものの雰囲気でそれがやばいものと判断し、ニーナは 慌てて言い訳をはじめた。
「たっ…たっちゃんって可愛いかなぁって…思ったデスよ…悪気はないデス!
早くそれをしまうデスよ!!」
「そうでありますか…
ですが!次にたっちゃんと呼んだら遠慮なくこれをぶちかますであります!!」
「うひぃ…」
立花少佐はそういうと拳銃ホルダーにベレッタをしまい、胸の前で腕を組む。
「で…何でありますか?」
「えと…この辺で下ろして良いデスか?そろそろ飛ぶのも疲れてきたデス…」
「そうでありますな。
そこの屋上なんてどうでありますか?」
「わかったデス…」
そう言うとニーナは立花少佐の指差した屋上へと降りるのであった。
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