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「しかし近藤さん」
(近藤さん!?あの有名な近藤勇!?ってことは隣の人は鬼の副長土方歳三!?)
「それよりお前どこから来たんだ?」
(ど、どこから!?今の地名知らない…)
「おい!?聞いてんのか!!」
土方さんが物凄い顔で睨む
「あ…あのそれが思い出せなくて…」
「思い出せない!?どういうことだ?」
「記憶が無いんです…」
(我ながらすごい嘘。とっさにこんな嘘よくでたなと感心するくらいだ。
)
「それはかわいそうに…いく宛がないのか」
近藤さんが悲しそうな顔をする
とその時走ってくる足音がしていきなり障子がすぱーーんと開く
「沖田さーん!!ってあれ?」
「咲!お前ちょっとは空気読め!!」
土方さんが怒鳴る
後ろをみて彼女は目を疑った
「咲?」
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