6人が本棚に入れています
本棚に追加
朝。いつものように、一人の家から学校に出発した。
元おばあちゃんの家、現僕の家は村の外れにあって、学校までは30分ぐらいかかる。
『転移』を使えたら、睡眠時間が長くなるんだけど…。
こういう時は少ない魔力量を恨みたくなるね。
村の一本道をてくてく歩く。
何人かとすれちがったけれど、誰もこっちを見ない。
僕も彼らを見ない。
誰もいないみたいに。
やっとのことで学校に着いた。
そして4階の自分のクラスへ向かう。
…特待生クラスは1階で良いと思うんだ。
僕の体力は、もうこの時点で限界だよ…。
最初のコメントを投稿しよう!