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煙草を吸っては吐いてを繰り返す間
もう片方の手では携帯をいじっている。
朝まで‥いや、昼頃まで寝ていた
あたしのもとには何件かの
着信やメールが来ていた。
それに目を通しながら
また、煙草に手を伸ばす。
一本取り出しかけた時。
握っていた、携帯が鳴りだした。
画面には、あたしより一個下の
後輩の名前が移し出されていた。
「‥なに?」
『先輩‥助けてぇ‥』
揉め事が大好きなあたしのもとには
こぉやってよく応援の連絡が来る。
今日もその一つ。
っになる筈だったのに‥
運命とは不思議なものだ。
この事件があたしの人生を
狂わす出来事になるとはね‥
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