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『いやーん!我ながら上出来!』
今、あたしの目の前には
目の回りが真っ黒のいわゆる
ギャルの女友達が2人。
一人は気の強いギャル女。
もう一人は気の弱いギャル女。
その2人は
あたしを見つめて
キャッキャッっと騒いでいる。
「これでご満足ですか?」
はぁ‥と溜め息を漏らして
煙草を手に取った。
『お前も女なんだから化粧しなきゃ
もったいねーよ!
ブスじゃねーんだから!』
っと、気の強い方の女がそぉ言った。
「しなくて結構!てゆーかっ!
スッピンお化けのお前等に
言われたくねーよ!
あー!!目の回り痒い!!」
たかが遊びに行くだけなのに
あたしまでめかし込まれ
相当、不機嫌なあたしとは
正反対で2人は
まだキャッキャッっと騒いでいた。
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